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イベントレポート

沖縄県産ドライエイジングビーフ試食会開催レポート

沖縄県産ドライエイジングビーフ試食会が、沖縄県男女共同参画センター『てぃるる』にて、2014年2月18日に開催されました。

沖縄県産ドライエイジングビーフ試食会

日本ドライエイジングビーフ試食会風景
ドライエイジングビーフとは、『温度・湿度・風がコントロールされた熟成庫の中で約40日間微生物の働きを利用して熟成をしたもの』です。
適切にドライエイジング加工を施された食肉は、『アミノ酸の増加による旨み』、『ナッツのような薫り』を持っています。

沖縄県では、黒毛和牛の子牛を全国に出荷する為、母牛の飼養が盛んです。
子牛を生み終えた母牛(経産牛)は、年間5,000頭以上が県外へ安価に出荷されています。母牛(経産牛)を少しでも高く販売し、飼養農家さんの餌代などの生産コストを捻出できる様に、沖縄県畜産振興公社の主導で『沖縄ドライエイジングビーフ研究会』を2013年度に設置しました。

母牛(経産牛)に最近話題のドライエイジング加工を施すことで、より高く売ることができる様になります。
『素材(母牛)、ステーキ文化、観光客』と三拍子揃った沖縄県には打って付けの方法です。

この取組には、日本国内でドライエイジングビーフを普及させた第一人者、日本ドライエイジングビーフ普及協会の佐野副会長に協力してもらいました。

日本ドライエイジングビーフ試食会
今回は佐野副会長に沖縄県産の母牛(経産牛)のサーロインを送り、ドライエイジング加工を施したものを『ドライエイジングビーフとは何か?』というテーマの講義を交え、県内のホテルシェフ・飲食店関係者約100名に試食を実施しました。

県内の外食関係者でもドライエイジングビーフを食べた事のある方はほとんどいないものの、大都市部で話題の食材に興味津々と言った様子でした。

ドライエイジングは、焼き方によっても香りが変化するデリケートな食材ですので、専門の技術を持った調理人に焼き方を披露してもらいました。

様子



セミナー終了後の参加者アンケートでは、『すぐにでも取り扱いたい』や『沖縄県畜産業のバックアップをしたい』、『沖縄県産のドライエイジングビーフが欲しい』という意見も挙げられました。
今後も、県内でドライエイジングビーフが食べられる様になり、母牛(経産牛)の消費促進ができる様に取り組んでいきます。

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